ボティーガス墓地の一夜 第1番 イワシの埋葬


ヴァニタスという骨のヨーロッパ哲学を歌ったフラメンコ。

 




●宗教幻想を題材にした6つの詩曲 

第4番 私は月を仰ぎ、黒猫と踊る


スペインのジプシーのカンシオン(歌)風に作った作品で、単純なマカ
フェリギターのシンプルな伴奏に、非常な荒々しい早口で歌われます。
後半にフラメンコ奏者の華麗なカスタネットが入ります。

 


       
●イベリアのサバト 

第三書簡 開幕劇に関する楽譜


舞台が始まる時に、演出家が客への挨拶として歌う曲です。

  






トバロの酒場でフラメンコ女の話してくれた3つの墓場のお話 

だから私達は朝まで大騒ぎ


賑やかなジャズミュージカル。
魔女がこの世の不満を歌い、キリスト教の天使達が「それでもこの世は
上手く回っているから、大丈夫」と対歌します。

  

       
ボティーガス墓地の一夜 

第5番 骨とフラメンコ女の哲学


スペインの女乞食の歌う歌。
ジプシー語、アルゼンチンスラング(ルン・ファンド)など、いろんな古
い時代のスラングが登場します。

  




イベリアの豚 

第六の月 過ぎ越し祭唱


ラテンの調子で陽気に死を歌った作品です。
異例として珍しく打楽器が使われています
(とはいってもパエリャ鍋やアゴゴを叩いているだけ)。

  






       

●死の鐘


「死病の行進」のアリアにあたる作品。
教会の葬儀で鳴らされる鐘の音を表現した短いピアノ曲です。

  



●リンゴマイマイのミュゼット


この世を生きる楽しさを、フランス風に歌ったエスプリの利いた曲です。

  

       
トバロの酒場でフラメンコ女の話してくれた3つの墓場のお話 

墓場のドン・ジュアン


非常に難しい技法を使った道化曲。
スペインの伝承ドン・ファンを題材にしています。

  






トバロの酒場でフラメンコ女の話してくれた3つの墓場のお話 

ムール貝の女


不協和音のピアノ(第一主題)で表現される異教徒である魔女(世俗の世界)
の歌と、美しいパイプオルガン(第二主題)で伴奏されるキリスト教徒達
(天上の世界)の歌が、交唱していきます。

  





●第三変奏 花売り娘の幸せは


フランスの可愛らしい雰囲気で奏でるアコーディオン歌曲です。

  



●パリでアリスはスキップする(サーカスと道化)


エスプリをたっぷり効かせたフランス風の歌曲。
メランコリーで楽しげなサーカスのような雰囲気の作品です。

  

 


ボティーガス墓地の一夜 とうもろこし泥棒


ピカレスク(悪党哲学)を歌ったシンプルで牧歌的なミュージカル。

  




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