イベリアの豚・夜の七つの幻想 [記録としての古詩と当世詩]
第2の月
プエルタ・ティエラの色男[当世詩]

作詞・作曲・黒実 音子





***酒場の女達***
プエルタ・ティエラの色男

***色男***
金の指輪に、魅惑のダイヤ

***酒場の女達***
プエルタ・ティエラの色男

***色男***
金持ちの女達の友達さ

もらえる物はみんなおくれよ!!
愛も金も同情も
いらない物はみんなあげるさ
馴れ合い、まごころ、嘘なユメ




***酒場の女達***
プエルタ・ティエラの色男

***色男***
おいしい虚に、うさん臭い愛の調べ

***酒場の女達***
プエルタ・ティエラの色男

***色男***
寂しがりや達の友達さ

町の女共は、みんな俺様にイチコロ
死人も騙す、この二枚舌!!
聖者をきどるな、みんな俺と同じさ!!
ハイエナ、ウジムシ、ドブネズミ




***酒場の女***
何を探す? 夜の闇の中
鼠も笑うその様で

***色男***
さぁ、遊ぼうよ!!
嘘も真実も告げない教会なんてごめんだぜ

***酒場の女***
哀れな人、人を愛せず
ただ、この世の夜を彷徨う

***色男***
先の見えない闇を払いのけたい!!
騙されてくれよ、俺のため!!




***酒場の女達***
そして、貴方は歩いてく

***色男***
俺は誰も信じないけど

***酒場の女達***
プエルタ・ティエラの色男

***色男***
俺の幸せを祈ってくれ

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