作曲家・黒実 音子の作品「シャンソン・フュネライユ」は、
作品によって全く異なった雰囲気を持ち、いくつかの曲種に
分けられます。

フラメンコの曲種のようなものだとお考え下さい。


ただし、曲種のわけ方は厳密ではなく、中間に位置する作品
どもあったりします。

 






オペラ・マレフィカ(Opera Malefica) と ミサ・マカーブル(Missa Macabre)





「シャンソン・フュネライユ」の中で、最も多い曲種です。

クラシックの曲として、クラシック音楽の作曲技法や形式で
作られている作品の総称で、黒実の作った教会音楽やオペラ、
現代音楽、器楽曲なども、ここに入ります。

ミサ・マカーブルは、その中でも教会音楽として、厳格に歌
われる作品です。




 







ムジカ・テアトーロ(Musica Teatro)





芝居音楽として作られた作品で、ミュージカル的な音楽です。

音楽以外にセリフなどの芝居要素が入るのが特徴で、その為、
歌い手もオペラ歌手ではなく、役者や、ミュージカル歌手が
歌う事が多いです。

演奏が歌い手に合わせてゆらぐという特徴を持っている為、
変則的で、非常に演奏がしにくい作品が多いです。




 










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ファド・エンテーホ(Fado Enterro)





黒実の作ったオリジナルのファドです。

黒実の作ったファドは、他にも「ファド・アレーグリ」(=陽気
なファド)「ファド・テアットロ」(=劇的なファド)などの曲種が
あります。

「ファド・エンテーホ」というのは、葬儀のファドという意味で、
厳粛な雰囲気で歌われる黒実のファドの作品を指します。


 

 




マカーブルジャズ(Macabre Jazz)





ジャズ風に作られた作品ですが、ジャズのように演奏者のアドリブ
は入らず、全て楽譜があります。

また、和音も通常のジャズよりも複雑で、独特である事が多いです。




 




ニュイ・ミュゼット(Nuit Musette)





フランスのミュゼット風に作られた黒実の作品です。
アコーディオンとマカフェリギター(ジプシーギター)を中心に、三拍子
か、それに準じた変拍子を使う事が多く、メランコリーな雰囲気を特徴
とします。

他の黒実の作品に比べると、作曲技法が単純である作品が多いです。



他にも曲種は、多数存在しますが、上記の曲種が多いので、
これらを覚えておく事で、コンサートをより楽しむ事ができるか
もしれません♪

  
 

 




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